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The Great New Zealand Spelling Bee

 日曜日夜8:30から、チャンネル1でスペリングに関する番組をやっています。番組名の「Spelling Bee」とは、「最も多くの語を綴(つづ)れた人またはチームを勝ちとする)綴り字競技(spelldown)」のことです(ランダムハウス英語辞典)。

 この番組では、有名人がスペリングを競い、優勝者は自分が支援している団体に賞金を寄付できます。賞金が本人に渡されないところに、欧米文化の特徴である寄付制度の浸透を感じさせます(日本なら有名人であろうと、賞金や賞品は本人に渡される番組がほとんどでしょう)。

 この番組は、英語学習者にとって非常に勉強になります。まず、司会者が言う言葉を聞き取ってスペルを考える必要があるので、リスニング力を鍛えられます。

 また、ネイティブスピーカーでも間違える単語が出題されるわけですから、かなり難しいレベルの単語に接する機会になります。コメディアンも、歌手も、司会者も、みんなかなり真剣に取り組んでいます。番組を見る時には、意味の確認のために辞書必携です。と同時に、ネイティブスピーカーでも間違えるのねーとちょっと安心したりして。

 昨日見た中で、一番「おお!」と思ったスペリングは、犬の「チワワ」でした。発音は「チワーワー」で、アクセントは最初の「ワ」に付きますが、聞き取り自体はそんなに難しくありませんでした。しかし、スペルはChihuahua。てっきりそのまま、Chiwawaだと思っていました。これまでの人生で、「チワワ」を英語で書く機会がなかったのは確かです。本当に、いい勉強になります(見終わると疲れるけれど)。

 ただし、この番組のスペリングはUK・NZ式を基準とし、US式は間違いと見なされます。この番組に限らず、スペリングについては、NZではなるべくUK・NZ式で統一するよう気をつけた方が、いい印象を与えることになると思います。

 UK式とUS式をごちゃまぜにするのが一番よくないです。私の場合、US英語を導入している日本で覚えた単語と、こちらに来てから覚えた単語がごちゃごちゃになって、大混乱してしまった経験があります。

 今は英文を書く場合には、ワードの辞書を頼りにしています。ワード辞書の英語は国別に15カ国以上あって、UK、USはもちろん、ニュージーランドもちゃんと入っています。もちろん、この辞書だけで正しい英文が書けるわけではないですが(スペリングが正しくても用法が間違っている、といったミスは認識してくれない)、少しでもうっかりミスを減らす工夫としては便利なツールだと思います。
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映子

Author:映子

オークランド留学センター
に勤務。翻訳を担当しています。

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